とれたての新鮮なりんごが食べられる時期は10月から冬にかけてで収穫量もその時期が最も多いです。りんごはおなかにいい果物です。りんごにはペクチン(水溶性食物繊維)とカリウムが多いのが特徴です。ペクチンは腸の働きを正常にし、コレステロールや脂肪を減らします。またカリウムは体内の余分な塩分を排出するので高血圧を防ぐ効果もあります。スーパー等で選ぶときはずっしりと重量感があるものを選ぶのがおすすめです。りんごは栄養素の多くが皮に含まれるため、よく洗って皮ごと食べるのがおすすめです。摂取のタイミングは朝や間食がおすすめです。糖質がゆっくり吸収されて、エネルギーの補給になり、食物繊維が消化を助けてくれます。反対に夜遅くの摂取は、腸を刺激して睡眠を妨げる可能性があるのであまりおすすめできません。リンゴは変色や酸化しやすいので、切ったらすぐに食べる、または食塩水、ハチミツを入れた水、レモン水などに浸けたりすると良いでしょう。また、りんごは脂肪の吸収を抑制する効果があるため、食前に摂取するのがおすすめです。りんごにはりんごポリフェノールといわれるポリフェノールの一種が含まれており、特にりんごの皮に多く含まれます。強い抗酸化力を持ち、活性酸素を除去する効果や、血流を改善する効果、口臭を予防する効果、肌を美白へと導く効果など様々な効果があります。「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と言われているほどにりんごの健康効果は大きそうですね。
