米と味噌󠄀
米と味噌󠄀の相性は抜群です。米と味噌󠄀というと日本の食卓の伝統的な組み合わせ、ご飯と味噌汁が思い浮かびますね。ご飯に味噌汁を添えるのって本当に合いますよね。食欲も増しますね。
実はこのご飯と味噌汁の組み合わせ、科学的にみても理にかなっているのです。筋肉などを作っているたんぱく質は20種類のアミノ酸からできています。その20種類のうち9種類は必須アミノ酸といわれ体内では合成できません。この必須アミノ酸はたんぱく質の合成に必ず必要であり、1つでも欠けると機能が制限されてしまいます。なので食事で摂取する必要がでてきます。必須アミノ酸はバリン、ロイシン、イソロイシン、スレオニン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、ヒスチジン、トリプトファンからなるのですがご飯にはこのうちリジンが少々不足しています。しかし味噌󠄀にはこのリジンが豊富に含まれているのでご飯と味噌汁を食べ合わせることによりバランスよく必須アミノ酸を摂ることができます。いわゆるアミノ酸スコアが100になるといわれる状態を作り出せます。ちなみに一般的な味噌󠄀はそれだけでもアミノ酸スコア100であります。
今回のテーマは米と味噌󠄀なのでここで一汁一菜(いちじゅういっさい)について触れたいと思います。一汁一菜とは、ご飯、味噌汁、漬物を基本とした、日本の伝統的な食スタイルです。一杯の汁(味噌汁)と一皿の菜(漬物)ですね。これにご飯で一汁一菜となります。一汁一菜は日本の伝統的な食事のスタイルで鎌倉時代の禅寺の質素な食事に由来します。江戸時代には庶民の日常的な食事として定着し、味噌汁は「不老長寿の薬」として栄養補給の中心的役割を果たしていました。 一汁一菜の良さは、料理における負担が軽くなることとと体にもいいところです。
一汁一菜においては具沢山の味噌汁にするのがお勧めです。例えば、豚肉を入れて豚汁にすることでさらに充分なたんぱく質を摂取できたり、様々な野菜をたくさん入れることでビタミンも豊富な美味しいお味噌汁になりますね。一汁一菜の菜としては胡瓜や大根のお漬物やほうれん草のおひたしなどさっぱりしたものもいいですね。白菜キムチなどでピリ辛でいただくのもご飯がすすみますね。ご飯がすすむというなら梅干しなんかもいいかもしれませんね。
一汁一菜は決して手抜きではありません。シンプルながら効率よく栄養を摂取でき、お腹にも満足のいく素晴らしい方法です。忙しい日常生活の中で一汁一菜を上手に取り入れるとよいかもしれませんね。一汁一菜でご飯と味噌汁を組み合わせて毎日を元気に過ごしていきたいですね。

