牛肉にも旬があります。まず牛は寒さに強くて暑さには弱いです。夏は夏バテで食欲も落ち、暑くて水をたくさん飲むので肉が少し水っぽくなります。逆に冬は寒いので脂肪が増え、身がしまって旨味が増えます。よって牛肉の旬は冬です。

牛肉の主な栄養素を以下にまとめました。

たんぱく質・・・
たんぱく質は皮膚や筋肉、血液など体のあらゆる組織を作ります。牛肉のたんぱく質には必須アミノ酸がバランスよく含まれています。

脂質・・・
脂質は細胞膜やホルモンを作ります。また、ビタミンAやビタミンEなどの脂溶性のビタミンの吸収を助けます。ただ、脂質は摂り過ぎには注意しましょう。

ビタミンB群・・・
ビタミンB群は三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)の代謝を助けます。ビタミンB群の働きにより代謝がスムーズに行われるので太りにくくなったり、疲労の回復にも役立ちます。

鉄分・・・
鉄分は血中に存在するヘモグロビンを構成しています。ヘモグロビンは全身に酸素を届けます。なので鉄分を摂ると貧血を防ぐことができます。また牛肉に含まれる鉄分はブロッコリーやほうれん草などの植物性の食品に含まれている「非ヘム鉄」と比較して体に吸収されやすい「ヘム鉄」です。

亜鉛・・・
亜鉛はウイルスや細菌などを排除する働きがあります。また、皮膚の健康や味覚を正常に保つ働きもあります。

さて、ここからは牛肉を調理する際のコツをお伝えしますね。

今回はステーキの調理のコツです。

まず、下ごしらえです。

牛肉は常温に戻してから焼くといいです。焼く30分から1時間前に冷蔵庫から取り出し、室温くらいにまで戻すと牛肉の内側まで均一に火が通ります。

赤身と脂身の間の筋を包丁で切ります。そうすることで焼いたときの縮みや反り返りを防ぎます。

肉を軽く叩きます。そうすることで繊維がほぐれて柔らかくなります。ミートハンマーなど使うとよいですがなくても包丁の裏などで叩くとよいです。

次に焼き方です。

塩コショウは焼く直前に振るといいです。早めに振ってしまうと肉の内側の旨み成分を含んだ水分が流出し、調理後パサパサの仕上がりになってしまいます。

まずはフライパンをしっかりと熱します。そして表面から焼いていきます。最初は強火にします。1分ほど経ったら火を弱めます。フライパンに接している面にこんがりと焼き色がついてきた頃に裏返します。裏返したら強火にします。強火で焼き固めることによって肉汁を閉じ込めます。今度は30秒ほどで弱火にします。焼きあがったら5分ほどアルミホイルに包みます。それにより肉汁を逃さず柔らかく仕上がりますよ。

食べて元気が出る牛肉は特別な日や焼肉パーティーの日、お店でのお食事、家庭でのごちそうなど気分を味わいながら食べたいものですね。