おにぎりと健康
おにぎりは炊いたご飯に具材を包んで手で三角形や俵型などに握り固めて塩をまぶした日本の伝統的かつ代表的なソウルフードですね。今回はそんなおにぎりがテーマです。
おにぎりのはじまりは弥生時代からです。平安時代の「屯食(とんじき)」を経て、戦国時代には武士の携帯食として重宝されました。江戸時代には庶民の弁当として定着し、現代では世界のファストフードとして進化し続けています。
ごはんは冷えると「レジスタントスターチ(難消化性デンプン)」が増加します。食物繊維に似た働きをし、食後の血糖値上昇を抑え、腸内環境を整える効果が期待できます。なのでお弁当などで食べるときにおにぎりが冷めているとからだにもいいですね。
具はたんぱく質を摂りたいなら鮭やツナやおかか、またしらすなど入れるのもいいですね。ビタミン、ミネラル、食物繊維などを摂りたいときは梅干しや昆布などの定番の具もいいですね。
またおにぎりは非常に腹持ちのいい食べ物です。ごはんはパンなどと比べてゆっくりと消化されるため、血糖値が長時間安定し、満腹状態が長く続きます。
またおにぎりには海苔を巻いて食べることが多いですよね。海苔にはビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。その中でもエネルギーの代謝と燃焼に必要なビタミンであるビタミンB1とビタミンB2が豊富に含まれています。ビタミンB1は糖質の分解、ビタミンB2は脂肪の燃焼という役割があるためおにぎりを包む海苔は、ごはんの栄養素を消化するために役立ちます。また、日頃不足しがちな鉄やカルシウムなども豊富に含まれています。
また、おにぎりには塩をふりますが、塩はごはんと海苔の吸収を助けます。塩の摂りすぎは問題ですが、摂らなさすぎるのも問題なのです。塩が不足すると胃酸が薄まり、消化吸収が妨げられてしまいます。おにぎりの塩は、単に味を付けるためだけでなく、おにぎりの消化吸収を助けるという大事な役割があるのです。
またおにぎりには可能ならばお味噌汁をプラスすると非常に良いですよ。ごはんだけでは足りない必須アミノ酸を味噌が補ってくれるからです。おにぎりとお味噌汁をくみあわせればアミノ酸スコアは100になります。お味噌汁をプラスすればお味噌汁の具をいろいろアレンジできるのでその日の気分や体調に合わせて具を選んでみるのも良いかもしれませんね。
おにぎりは子供のころから食べてきたその家庭それぞれの自分にとっての思い出になりうる食べ物であると思います。おにぎりは幼いころからおじいちゃん、おばあちゃんになっても美味しく食べられる癒しをくれる食べ物だと思います。

