梅干しに癒される

梅干しは疲れた体に癒しを届けてくれる素晴らしい食品だと思います。梅干しを食べたときに、梅干しの酸っぱさと味わいが疲れた体をほんのりとほぐしてくれますよね。それにはきちんと科学的根拠もあって、梅干しに含まれる豊富なクエン酸が体内の乳酸を分解してくれるのがその理由となっております。なので梅干しは細胞レベルで疲れを癒やしてくれます。
ここからは梅干しと他の食品との食べ合わせについてご紹介しますね。昔から梅干しとうなぎとの食べ合わせはよくないと伝えられてきましたが実はそれに科学的根拠はなく、実際は梅の酸味が脂っこさを和らげ、消化を助ける優れた組み合わせなのです。梅干しとうなぎを一緒に食べてはいけないと伝えられてきた背景には、梅干しを食べて食欲が増すことによる食べ過ぎを防ぐため、梅干しの酸味でうなぎが傷んでいることに気付かないことを防ぐためなどが挙げられます。また梅干しにヨーグルトを組み合わせるのも健康効果があってよいですよ。まずヨーグルトの乳酸菌と梅干しのクエン酸が一緒に働いて、お腹の調子を整えます。そして梅干しのクエン酸には、ヨーグルトに含まれるカルシウムを体に吸収しやすくする働きがあります。またさらにはちみつを加えるとヨーグルトの酸味に、梅の酸っぱさとはちみつのコクが加わり、食べやすくなりますよ。
そして梅干しには強力な殺菌抗菌作用があります。昔から「毒消し(解毒)」や「三毒を断つ」効果があるとされてきました。三毒とは食の毒(食中毒)・水の毒(水あたり)・血の毒(血液の汚れ)です。
梅干しを食べると次のような効果があります。
強い殺菌抗菌作用
豊富に含まれるクエン酸などの有機酸が、腸内の悪玉菌の増殖を抑え、食中毒などの予防をサポートします。
ピロリ菌への働き
梅に含まれる成分(シリンガレシノールなど)が、胃炎や胃潰瘍の原因となるピロリ菌の活動を弱める効果も研究されています。
疲労回復
クエン酸回路を活性化させ、疲労物質の蓄積を抑える働きがあります。
ところで梅干しといえばおにぎりの具として定番中の定番ですね。梅干しには強い殺菌抗菌作用があるため、おにぎりに梅干しを入れることは、ごはんを腐りにくくする先人からの知恵でもありますね。ここでひとつ、ワンポイントアドバイスがあります。梅干しを真ん中にひとつ入れた場合、殺菌抗菌効果はその梅干しに面しているまわりのごはんにしかないのです。なので梅干しを細かくしてごはん全体に混ぜると、まんべんなく殺菌抗菌作用が働いておにぎり全体が腐りにくくなりますよ。

